【簿記3級と簿記2級の併願受験】簿記3級と簿記2級の同時受験はオススメしません!理由も紹介します!
【簿記3級と簿記2級の併願受験】
簿記3級と簿記2級の同時受験はオススメしません!
その理由も紹介します!

簿記の試験で、簿記3級と簿記2級の同時受験をすることができるって友達から聞いたんだけど、やるべきかな?
同時受験だとやっぱり疲れちゃうかな?

今回は、このようなお悩みを持つ人向けに書いていくので、ぜひ見ていってください!
結論から言うと、簿記3級と簿記2級の同時受験はやめたほうが良いと思います!
その理由について以下において説明していきます。
- 今回の記事テーマ
簿記3級と簿記2級の同時受験はオススメしません!その理由も紹介します!
- 簿記3級と簿記2級の同時受験をお勧めしないまとめ
- 記事の信頼性
筆者は、現在大学生で、日商簿記検定3級に92点合格・日商簿記検定2級に86点合格(商業簿記:46点 工業簿記:40点)しました。現在は、日商簿記検定一級や税理士試験に向けての学習に力を注いでいます。


上の2つの写真は、少しでも皆さんの筆者に対する信頼性が向上すればいいな!という思いから載せさせていただきました!(8月21日追記)
この記事では、筆者が簿記2級に合格するまでの道のりが記されています。興味がありましたら、ぜひ読んでみてください!
↑日商簿記検定3級及び2級を取得しようと思っている大学生の皆さんは、この記事を読んで実際の就職活動において日商簿記検定2級という資格が経理職志望の面接においてどの程度役立つのかということを見てみてください!皆さんが簿記の学習をするモチベーションの源泉にもなると思います!
- 今回の記事で学んでほしいことと筆者の思い
今回の記事で簿記3級と簿記2級は全く違う試験であるということ認識できると思います。
また、これにより簿記3級と簿記2級の同時受験が非効率であるということを学んでいただけると思います。
さっそく本題に入っていきましょう!
①簿記3級と簿記2級の同時受験はオススメしません!


簿記3級と簿記2級の併願受験を行おうと思ってるんだけど、どうかな?
やっぱり、どちらか一方を受けるべき?

ボクは、簿記3級と簿記2級の同時受験はやめたほうが良いと思うな。
まずは、簿記3級と簿記2級の併願受験に関して説明してから、やめたほうが良い理由について説明していくね!
まずはじめに、簿記3級と簿記2級の併願受験の存在を知らなかった人向けに、説明していこうと思います。
日商簿記検定は、6月と11月と2月に行われており、これらすべての月において、簿記3級と簿記2級の併願受験を行うことができます。
併願受験を申し込んだら、1日で簿記3級と簿記2級の両方を受験する必要があります。(午前中に簿記3級・午後に簿記2級)
一度、皆さんの住んでいる近くの商工会議所をチェックしてみてください。
下のボタンから入れると思います。
日商簿記検定の併願受験をすることができるということがお分かりいただけましたか?
以下において併願受験をするべきではないという理由について説明していきます。
ぜひ見ていってください!
理由Ⅰ.簿記3級と簿記2級の出題内容が全く違う!

まず1つ目の理由として、簿記3級と簿記2級の出題内容が全く違うということが挙げられるよ!
出題区分表もしっかり見ておこう!
1つ目の理由として、簿記3級と簿記2級の出題内容が全く違うということが挙げられます。
出題内容が全く異なる理由は、日本商工会議所が出している出題区分表を見ていただければ分かると思います。
以下において、ボタンから見てみてください。
※この出題区分表は、2020年度版(第157回試験まで)ですので、予めご了承ください。
おそらく、この出題区分表を見ても分からない人もいると思いますので、どのように違うかを説明したいと思います。
- 簿記3級と簿記2級の大きな違い
- 簿記2級には連結会計や本支店会計が含まれている。
- 簿記2級では、各論点で踏み込んだ内容を学習する。
- 簿記2級には商業簿記だけでなく工業簿記が存在する。
違い①簿記2級には連結会計や本支店会計が含まれている
簿記2級の学習を進めるにつれて、財務諸表という企業の資産・負債・純資産や売上高・当期純利益などが記載されているものを学ぶことになると思いますが、さらに各企業の財務諸表を合体させなければならなくなります。
※今はイメージできなくても良いです。笑 とりあえず簿記2級の受験者の多くがつまずく所であると認識しておいてください!笑
そのようなとても難しい問題が登場するので、簿記3級の試験勉強をしている暇はないと思います!
違い②簿記2級では各論点で踏み込んだ内容を学習する。
簿記3級の学習を行っている人は、減価償却費の計算を行いましたか?
簿記2級では、その減価償却費の計算の仕方が増えていきます。笑
簿記2級の学習を中心に行っている人は分かると思いますが、計算の求め方が違うと結果も異なってきます。
このように簿記2級では、簿記3級の知識を活かしてはいるものの、全く違うような学習を行うことになります。
違い③簿記2級には商業簿記だけでなく、工業簿記が存在する。
まだ簿記3級の学習しか行っていない人は、工業簿記の存在に驚くと思いますが、簿記2級では工業簿記というものを学習する必要があります。
「工業簿記」は、企業内部での部門別や製品別の材料・燃料・人力などの資源の投入を記録・計算する技能で、経営管理に必須の知識です。
出典:日本商工会議所
工業簿記は、商業簿記とは異なり暗記よりもどれだけ早く正確に計算をすることができるかが問われるものです。
だから、様々なパターンの問題を解くことが必須です。
なので簿記2級に大きな力を入れる必要があり、簿記3級には力を注ぐ十分な時間はないと思います。
理由Ⅱ.簿記2級の勉強時間が減ってしまう!

2つ目の理由として、簿記2級の勉強時間が減ってしまうことだよ!
1つめの理由で紹介した理由により、勉強時間が減ってしまうと思うよ。
2つ目の理由として、簿記2級の勉強時間が減ってしまうことです。
簿記2級の勉強時間が減ってしまう理由に関しては、一つ目の理由を読んでいただいたら分かると思いますので、省こうと思います。
簿記3級と簿記2級の同時受験をしようと思っている皆さんは、おそらく簿記2級に合格することを目標に日々の勉強を行っていると思います。
そのような人なら尚更、簿記3級を同時に受ける必要はないと思います。
簿記3級を取得する目的が定まっている人なら話は別ですが、一応簿記3級も取っておきたいくらいの気持ちなら、取る必要はないです。
なぜなら、簿記3級は簿記2級にステップアップするために存在するからです。
この記事は、簿記3級から簿記2級にステップアップしようということについて書いてあるので、もしよかったら見ていってください!
理由Ⅲ.万全な状態で試験に臨むことができなくなってしまう!

3つ目の理由として、万全な状態で試験に臨むことができなくなってしまうことが挙げられるね!
1つの試験を受けるだけでも疲れるのに、2つも試験を受けられないよ….。
3つ目の理由として、万全な状態で試験に臨むことができなくなってしまうことが挙げられます。
なぜなら、午前中に簿記3級を受けて、午後に簿記2級を受ける必要があるからです。
簿記3級とはいえ合格率が40%から50%くらいであり、ある程度体力が必要な試験であるといえます。
そのような試験を受けた後で、もっと難しい簿記2級の試験に万全な状態で挑むことはできますか?
もし皆さんが、簿記2級に合格することを一番の目標としているのなら、簿記2級だけに専念することをオススメします。
②まとめ


今回のブログを読んで、簿記3級と簿記2級の同時受験はやめることにしたよ!
そして、簿記2級の試験に集中するね!

おお!良い心がけだね!
やっぱり、一つ一つ受けた方が試験本番で良いパフォーマンスを出せるもんね!
ぼくは、みんなが簿記試験に合格できるように応援しているよ!頑張ってね!
- 今回の記事のまとめ
最後にまとめです。
今回は、簿記3級と簿記2級の同時受験はオススメしないというテーマでお話をさせていただきました。
もし、皆さんが簿記2級の合格を目指して学習を行っているのであれば、簿記3級を併願するのではなく、簿記2級だけに集中するべきだと思います。
筆者の意見を参考にしていただけたら幸いです。(意地でも同時受験をしたいのであれば、止めません。)
皆さんの努力が成果として実ることを願っています。
今回の、ブログはいかがでしたか?
今回のブログを見て皆さんが抱えている不安を取り除き、自信を少しでもつけることができたのであれば、幸いです!
簿記2級や簿記3級に合格することの辛さは筆者も理解していますし、皆さんが簿記の試験に合格することができることを切に願っています。
筆者は、簿記・投資に関することや、国内旅行・海外旅行に関すること、学生生活に関することなど様々な情報を発信しているので、ぜひ見ていってください!
今回の筆者はしゅうちゃんでした!
ありがとうございました!