【USCPA】米国公認会計士 グアム見込み受験用COEフォーム記入方法【大学生・社会人】

米国公認会計士(USCPA)を受験するためには基本的に4年制大学を卒業し、学士以上の学歴が必要となりますが、グアム、モンタナ州など一部の地域では特定の単位数をクリアすることで大卒資格がなくても受験できます。

さらにグアムでは地域が指定する総単位数120、ビジネス単位・会計単位24などの条件を満たしていなくても受験が出来る「見込み受験制度」があります。

「見込み受験制度」を利用するには初回受験から18か月以内にグアムの指定する条件を満たす必要があります。

今回はその見込み受験時にNASBAでの登録と同時に必要となるCOE(Certificate of Enrollment )フォームの記入方法とメールでの送信方法を紹介します。

※最新の情報は予備校やNASBAなどで確認してください!

COEフォーム記入方法

COEフォームは以下のリンクから入手できます。

https://www.nasba.org/app/uploads/2019/07/GuamCertificateofEnrollment1.pdf

現役大学生などの単位を日本の大学と米国の大学両方で取得する場合は1枚目の用紙が2枚必要となります。

記入事項

記入する事項は氏名、生年月日、Jurisdiction ID(初回出願前は分からないので記入しなくても問題なし)、単位取得予定の大学名、学位の種類、専攻、卒業予定日、そして記入した日付、確認のサインと取得予定の科目名です。

Degree to be conferredと取得予定科目以外は迷うことなく記載できると思うのでその2点について詳しくお伝えします。

Degree to be conferred

Typeの欄の例にはBA,BS,MBAと書かれていますが文系学部ならBA,理系学部ならBS,MBAコースならMBAと書けば良いそうです。

自分はどちらかといえば文系の学部だったためBAと記入しました。

また予備校などを通じて米国大学のExtension courseを利用する場合はN/Aと記入します。

次にMajorですがこちらは自身の通う英語の学科名などを書いておけば問題ないと思います。(Engineering,Managementなど)

Extension courseなどはN/Aで良いです。

最後の欄に卒業予定の日付を書けば終了です。

取得予定科目の記入

2枚目の用紙に取得予定科目を記入していきます。

こちらに記入するのは学歴評価機関に送った科目、米国大学からNASBAにトランスクリプト発送をしていない全ての取得予定科目となります!

course nameには自身の大学のシラバスに書いてある授業の英語名を記入します。

course numberは基本的に空欄で良いですが、米国の大学の単位で分かる場合は記入しましょう。

number of credit hoursは単位数のことです。大体1-4の数値になることが多いと思います。

To cover which requirement?(mark alll that apply)には会計単位・ビジネス単位24単位を満たすために使う科目の横にチェックを付けます。

予備校のカウンセリングなどで単位診断をしてもらった方が多いと思うのですが、その際に会計・ビジネス科目として使うことにした科目のみに記入してください。

2校以上の大学で単位を取得する場合には識別しやすいようにcourse nameの横に大学名(略でも可)を書いておきましょう!

※書ききれない場合は2枚以上になっても大丈夫です。

メールでの送付方法

COEフォームの記入が終わったらNASBAのグアム担当の方にメールで送付します。(できればオンライン出願の振り込み前に)

具体的にはCOEフォームはスキャンしてPDF化してメールに添付します。(画像をそのまま送っても良いのかな?)

本文なしでそのまま送信しても良いとは思うのですが、一応「CPA受験生の○○です。COEフォームを送信しました。確認お願いします。」くらいの文章を送っておくと安心だと思います。

何週間くらいでNTSが発行されるのか?

私は出願してCOEフォームを送付して約2週間ほどでNASBAからメールで評価完了のメールが届きました。

このメールの数日後にNTS発行のメールが届くそうですが、自分は翌日にNTSが届いていました!

以上でCOEフォームの書き方は以上です。