【投資信託】インデックス型とアクティブ型の比較
今回は自分の知識の整理と共に皆さんに投資信託の種類について紹介しようと思います。
投資信託には主にインデックスファンドとアクティブファンドの2種類があります。
それぞれのメリット・デメリットを紹介しつつどちらがオススメかを紹介します。(結論:インデックスファンド)
インデックスファンドとは
インデックスファンドとは日経平均株価、TOPIXやダウ平均株価などの株価指数に採用されている銘柄群と全く同様の銘柄構成を採り、指数と連動したパフォーマンスを得ることを目標とした投資信託です。
インデックスファンドのメリット
・運用手数料が安い(0.03%~)
インデックスファンドは指数の採用銘柄と同じ構成でポートフォリオを組むため手間がかからず、運用コストが抑えられています。
アクティブファンドに比べると手数料ではこちらが勝っています。
・分散投資効果
日経平均株価をベンチマークとした投資信託では225社、TOPIXを使った投資信託では約2000社に分散している効果が得られます。
個別銘柄に投資した場合は企業ごとの事情に資産価値が左右されますが、インデックスファンドでは個別企業の影響が抑えられています。
・市場平均の成果を得られる(大きな失敗をしない)
インデックスファンドは株価指数と値動きが連動するので他の人だけが儲かり、自分だけが損をするという状況を防ぐことが出来ます。
価格が上がっても下がっても他人と同じ資産変動をするため、精神的な安定も得られるかもしれません。
インデックスファンドのデメリット
・成長株の恩恵を最大限に受けられない
幅広い企業に投資をするため、急成長している銘柄に集中投資した人よりパフォーマンスが低くなる可能性が考えられます。
・退屈
インデックスファンドに投資する場合はやることが購入作業に限られるためほとんどやることがありません。
自分で銘柄を選びたいという方は退屈かもしれません。
アクティブファンドとは
アクティブファンドとは、運用担当者が株式や債券などの銘柄を独自に選び、株価指数を超えるパフォーマンスを得ることを目標とした投資信託です。
アクティブファンドのメリット
・株価指数よりも高いパフォーマンスを得られる可能性がある。
アクティブファンドはファンドマネージャーが最適な銘柄を選択し、適時入れ替えを行うため優れた運用成績を得ることが期待されます。
アクティブファンドのデメリット
・信託手数料が高い(最低1%以上)
インデックスファンドに比べて銘柄選択の手間や売買手数料が大きくなるため運用コストは高ってしまいます。
・市場平均に負けるリスクがある。
アクティブファンドは株価指数を超える運用成績を目指していますが間違った銘柄選択が行われることによってむしろ悪いパフォーマンスを叩き出してしまうことも多々あります。
大きなリターンを狙うため、リスクを許容できる人に向いている投資商品かもしれません。
結局どちらを選ぶべきか
自分は迷ったらインデックスファンドを選ぶと良いと考えています。
なぜなら大きな失敗がなく信託手数料も低いため着実に資産を増やすことが出来ると考えているからです。
また特に米国株式のインデックスファンドがオススメです。
米国の株式はリーマンショックなどの危機を経験しながらも継続的に上昇を続けているためです。
日本の株価は長期で見ると大きく伸びているわけではありません。
インデックス投資は上昇相場でよりメリットが大きくなるため成長している市場を選ぶことが大切だと考えています。
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。