「投資信託はこの9本から選びなさい」という本についての感想

少し前に東京某所の BOOKOFF で投資信託に関する本を買いました。

それは「投資信託はこの9本から選びなさい」という本です。

本の著者はセゾン投信の社長である中野さんということで自社の投信の宣伝本でなければ参考になるかなと思い300円(セール価格)で購入しました。 

今回はこの本についての感想と学びを共有したいと思います。

概要

この書籍では投資信託の基本的な説明からインデックスファンド、アクティブファンドのメリット、デメリットやおすすめの投資信託9本を選択し、その理由を記述してあります。

またウォール街のランダムウォーカーにも書かれている通り、手数料の低い投資信託を長期間にわたって運用することが大切であるということも紹介されています。

またこの書籍には金融機関の実情も書かれており、

具体的には日本の証券会社や銀行の窓口ではお客様の資産を最大限に増やすといったことではなく、会社の利益が大きくなるような信託報酬の高い商品を売りつけていたり、

「パフォーマンスが下がっているため別の投資信託に乗り換えましょう」などといった理由で新たに手数料を得ているということや、

高い信託報酬のかかる、毎月分配金が出るタイプの投資信託は無知なお客様から手数料を多くとるとことができるため、世の中に多く出回っているということも書いてあります。

実際に家族にこの本の内容を話してみたところ手数料の高い投資信託を購入したり、自分の祖父母は何度も投資信託を乗り換えた経験があるということがわかりました。

証券会社の営業の方もノルマがあるとはいえちょっとひどいのではないかと思ってしまいますね。

しかしながら10代のうちにこのような重要なことを知ることができたので本当に運が良かったなと思っています。

機会に恵まれなければ一生このことを知らずに自分も同じように高い手数料を取られていたかもしれません。

そのようなことを考えると大変恐ろしいです。

この本を読んで学んだこと

人からオススメされたものではなく、自分で考え知識を得ながら投資判断していくことが重要だということを再認識しました。

人生100年時代ということでまだまだ先は長いので、皆さんも是非一度自分の資産状況を見直してみることをお勧めします。

こちらの本は少し古いのですが重要なことが分かりやすく書いてあるため一度読んでみる価値があると思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。